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ジャッキー息子 芸能界の薬物汚染を暴露

2014年08月23日

【新唐人2014年8月23日】香港のアクションスター、ジャッキー・チェンの息子が薬物使用などの容疑で刑事拘留処分になりました。メディアの報道によると、ジェイシー・チャンは罪を軽くするために、薬物を使用した芸能人を多数、供述しました。また当局は、120人に上る薬物疑惑のある芸能人リストを手に入れたと言われます。

 

台湾の「アップルデイリー」によると、ジェイシー・チャンは罪を軽くしようと、薬物を使った芸能人の名前を供述しました。彼の自宅の防犯カメラの映像から、まず男性スター3人が確認できました。Cという姓が2人、Hという姓が1人です。

 

香港のネクスト・メディア(Next Media Ltd)の報道によると、当局はすでに薬物疑惑のある芸能人リストを手に入れました。大陸・香港・台湾のスターで120人に上ります。

 

時事評論家 夏小強さん

「芸能界では今年だけで、9人が薬物で検挙されました。これは芸能界の背後にいる勢力をターゲットにしています」

 

2011年、台湾の芸能人、孫興(スン シン)が薬物使用により北京で逮捕されたあと、薬物疑惑のある芸能人30人のリストがネットで広まりました。情報筋によると、リストには、薬物撲滅キャンペーンに関わる男性芸能人がいたため、当局は手を焼いたそうです。

 

キャンペーンに関わっていた男性芸能人の1人、趙本山(チャオ・ベンシャン)は取材を通じ「潔白」だと報道されましたが、ジャッキー・チェンは、グレーゾーンでした。そして3年後、息子が逮捕されます。

 

コラムニスト 林子旭さん

「北京当局の一存で処理できない事件です。ジャッキーには後ろ盾がいるからです。逮捕劇には裏があります」

 

ジャッキー・チェンは薄熙来の息子と親しく、しばしば偏った政治的発言をしてきました。

 

2007年から2012年までに、3度も「中国人は管理されるべきだ」と発言しています。

 

2012年には「なぜ、いつも中共の指導者をののしるのか」と香港を批判しました。

 

2013年、「法の執行がいい加減だ」と中国を批判しましたが、本人は身分にそぐわない軍用のナンバープレートを使用していました。

 

香港メディアの報道によると、ジャッキー・チェンは現在、様々なコネを使って、息子を救おうとしています。

 

また、新華社や中央テレビの元記者、樸抱一(ほく ほういつ)さんはブログで、今回の薬物事件には、WとHの頭文字の芸能人2人も関わっていたが、いずれも後ろ盾がいると暴露しました。

 

新華社や中央テレビの元記者

「今回の薬物事件にはWとHの頭文字の芸能人2人も関わっていたが、いずれも後ろ盾がいた」

 

今回の薬物事件は、さらに波及する様相を見せています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/22/a1132175.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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